2007年度試合結果
■新人デビュー戦'07 ■
2007.6.21(木) 12:00
関大コロシアム
【第0試合 10分一本勝負】
○ 若林源三
4分43秒
ハーフボストン
泳田裕志 ×
詳細
正午ちょうどから行われた第0試合。 トロピカルスパッツという奇妙な姿で登場した泳田裕志。 対するは6回生となりさらに熟した感のある若林源三。
序盤から圧倒的な力の差を見せつけられる泳田。 首投げからスリーパーを決めるも軽く返され、ボディスラムに入るも逆にバックブリーカーで返されてしまい腰に大ダメージ。 防戦一方の泳田だったが源三の放った寝チョップを受け止め、本邦初公開の泳田ロックUを極める。
そこから息を吹き返し攻めた泳田だったが、源三の強烈な張り手が顔面にヒットしうずくまってしまう。 しかし泳田は立ち上がると、源三に張り手を食らわしボディスラム。 カウント2で返されるも直ぐさま腕を取り再度泳田ロックUへ。 決まりかと思われたが源三はロープブレイク。 ここが勝負所とみた泳田はバックドロップへ。 しかし源三にクラッチを外され強引にスパインバスターで叩きつけられる。
源三の逆エビ固めを必死に耐える泳田だったが、最後はハーフボストンの体勢に耐えきれずギブアップとなった。
【オープニングマッチ 20分一本勝負】
○ 極道邪神
ラス・カルネス
11分29秒
邪神式ラクダ固め
HIKARU
ジョン・恥名 ×
詳細
この試合は「俺様ラッパー」ジョン恥名と「爆裂シューター」ラス・カルネスの二人の新人の戦いから始まった。
試合はすばやいグラウンドの展開から始まったが、ラス・カルネスのキックが決まり、恥名が邪神とラス・カルネスに一方的に攻められてしまう。 しかし恥名は起死回生のドロップキックを二人に放ち、なんとかHIKARUとタッチ。 HIKARUは華麗に邪神とラス・カルネスを蹴散らし、恥名と連携攻撃を見せるも返されてしまう。
邪神が乱入し一時乱闘状態になるも、HIKARUが邪神に膝蹴りをいれていると、自然と見たことのある動きに…なんと話題のビリーズ・ブートキャンプを始めたのだ。 リング上ではビリー来日を祝うかのように、残りの三人も肉体改造を始めてしまった。 しかし異変に気づいた三人はノリノリなHIKARUをドロップキックでリングの外に吹っ飛ばし、すぐさま試合を再開。
リングの上は二対一になりまたもや恥名が攻められてしまうが、邪神のエクスプロイダーを踏ん張り、カウンターの延髄斬り。 HIKARUがシャイニングウィザード、踏み台式エルボードロップを決めフォールするもラス・カルネスがそれをカット。 最後は恥名が邪神のエクスプロイダーをカウント2で返すもそのまま涅槃(邪神式ラクダ固め)に捕まりタップをしてしまった。
【セミファイナル 30分一本勝負】
○ ベノワ
8分15秒
肉体交換ベノワボトム→片エビ固め
アッパーテイカー ×
詳細
セミファイナル、先日の高槻でいち早くデビューしたアッパーテイカーと対するのはベノワ。 デブのテイカーとガリガリのベノワとの対決は見るからにテイカーのほうが有利だ。
ロックアップで押し合う二人。 一度はベノワが押し勝つが、やはり体型で勝っているテイカーが二度目は押し勝つ。 するとベノワはいつもの癇癪を起こし、ベノワボトムに行こうとするがそれをテイカーが一本背負いで投げ返す。 ベノワが起き上がると、チョップなどの打撃からショルダータックル合戦となる。 ベノワがショルダータックルに行ったところ、二人の頭がごっつんこ、両者倒れる。 二人が起き上がると、なんと二人の人格が入れ替わってしまっていた!!
テイカーの太い体を得たベノワは大喜び、一方で急激に痩せた体になったテイカーは動揺。 太くなったベノワは力と経験を備え一気に攻め込む。 細くなったテイカーも一本背負いなどで返すが、痩せて力が無くなったテイカーはどうしようもない。 太ったベノワにベノワボトムを食らうとそのままカウント3。
試合後新人らしくテイカーが握手を求めると、またまた頭をごっつんこ。 結局人格が元に戻る。 テイカーは体が元に戻ったことに喜んでいる、と今度はベノワが握手を求めに行く。 握手をするとなぜかベノワがベノワボトム。 そして「百年早いんだよ!!!」と一言叫んで退場。
テイカーにとっては体が入れ替わり、ボコボコにやられ、ベノワボトムを二発食らってしまうという散々な試合になってしまった。
【メインイベント 45一本勝負】
ワッショイ市山
○ マグニチュード本田
12分35秒
WHO→片エビ固め
ジャンボ鶴橋
マンモス・卓 ×
詳細
メインでは新人のマンモス・卓、KWAヘビー級王者のジャンボ鶴橋組と、初のタッグ結成となる2回生のワッショイ市山、マグニチュード本田組が激突。
細かくネタを盛り込もうとする市山とパワーで攻める本田の連携に捕まり、孤独な戦いを強いられたマンモスだったが、市山の神の一撃を切り返してビッグブーツ、本田をショルダータックルで振り切ってなんとかジャンボにタッチ。 ジャンボは一気に二人をなぎ倒しフィニッシュの体勢に入るが、ここでマンモスがタッチを要請。 気合と共にタッチを受けたマンモスが本田を攻めるが、ジャンボとのサンドイッチラリアートをかわされ逆転を許してしまう。
ここから2回生タッグが一気にマンモスを攻め立てる。 マンモスもダイビングワッショイプレスをキャッチして必殺のマンモスタイフーンで市山をカウント2.9まで追い込んだが、最後は連携技マジックキラーに続いてのWHOに沈んだ。
熱戦が続いた新人デビュー戦。
最後はフラフラと立ち上がったマンモスが早口で締め、その幕を閉じた。
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