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2006年度試合結果


■学園祭ツアーシリーズ2006　関西大学学園祭　関大決戦“賛歌”　二日目■ 2006.11.10（金）　　14:00 関大コロシアム
【オープニングマッチ　15分一本勝負】
○　成田こまち	6分15秒十字固め・改	マグニチュード本田　×
詳細　4回生と1回生の対決、キャリアの差は明確の試合…のはずが、筋骨隆々の1回生本田の前にひらひらとちぎり飛ばされる成田こまち。プライドが傷ついたか「こんな試合やってられるか！(棒読み)」と撤退しようとするが、勝ち試合を逃したくない本田は、マッサージで機嫌を取ることでこまちを何とかリングに止まらせることに成功。そのままマッサージを装って力任せの関節技など、攻めも頭脳的(？)。　試合後半、盛り返すこまちだが、まだまだ余裕の残る本田は試合の最中に筋トレを開始。筋トレマニアのレフリーと一緒にビルドアップと洒落込むが、そこに隙を見出され、技術と速さを併せた丸め込みにより成田こまちが逃げ切った。

【第2試合　30分一本勝負】
○　全本浩二	9分38秒全本浩二率いるテトリス軍団によるブロック固め	ワッショイ市山　×
詳細　OB全本浩二の参戦とあってか、ワッショイ市山はテトリス仕様の特別ステージを用意。全身真っ黒のテトリスブロックがコーナー最上段から降り注ぐリング内。蹴って叩いてブロック回転、上手く組み合わせてブロック同士の噛み合いを調整、出来た形はまるで組体操。もちろんブロックが一列に並べば消える、まさにテトリスの世界が再現されたリング上だった。　しかしブロックを痛めつけて形を崩したり、脅したりで都合のいい形を作り始めた全本。仕舞いには邪魔なブロックは蹴飛ばしてリング外に排除など、現役時代ばりの暴君ぶりを発揮。しかし市山が、機転により全本をブロックと並べて消し飛ばすことで状況を打破した。ブロック化した全本。しかし彼含むブロックの雨あられが、リング上に残った市山に逆襲。結局それらに押し潰されて3カウント、市山が己の策に溺れる形となった。

【第3試合　30分一本勝負】
○　ジャンボ鶴橋	10分33秒ジャン鶴ボム	マッハ清水　×
詳細　三銃士の一角、マッハ清水がジャンボ鶴橋に挑んだこの一戦。先の2試合とは一風変わって、緊迫感あふれる肉弾戦となった。　昨日の試合で痛めたジャンボの右腕に狙いを定め、的確かつ執拗な攻めを繰り返す清水。強引な力技で押し返そうとするジャンボだが、素早い清水の攻めの前に完全な流れを掴むことは叶わず。ついには90キロ超の重爆体に清水がフィッシャーマンスープレックスまで決め、3カウントを奪う瞬間が刻一刻と近付く。　先のイナズマレッグラリアットに続く形で、コーナー最上段からのロケットキックでヘビー級王者を吹っ飛ばした清水。しかしここで、ジャンボがカバーすら許さない爆発的な気合を見せ、重爆ラリアットで反撃。後に続くジャン鶴ボムで清水を叩き潰し、マットを3度叩かせた。知恵と肉体の全てをつぎ込んで臨んだ清水だったが、一歩及ばず辛酸を舐めることになった。

【セミファイナル　45分一本勝負】
×　若林源三	14分53秒ドラゴンスープレックスホールド	ＨＩＫＡＲＵ　○
詳細　前日、HIKARUたっての希望で成立したこのカード。この後に防衛戦を控える源三にとっては厳しい一戦である。　新たなJr.王者となったＨＩＫＡＲＵといえど、経験と技術の豊富な元ヘビー級王者を相手に、主導権はなかなか握れない。レフリーの目を盗んでの急所攻撃など、攻めの随所に見られる小狡さが、なおもＨＩＫＡＲＵを勝利から遠のかせる。持ち前の技全てを出し切って攻めるＨＩＫＡＲＵだが、必殺のジャーマンスープレックスでもフォールは奪えず。しかし、源三のスパインバスター＋フロッグスプラッシュを返したことで、試合の流れが変わり始める。持ち技を使い果たした両者の怒突き合いから、ＨＩＫＡＲＵが隠し技のドラゴンスープレックスを炸裂させて3カウントをもぎ取った。　試合後、感謝の旨を伝えて満足して帰っていくＨＩＫＡＲＵ。セコンドに肩を担がれて一時控え室に退こうとした源三。しかし…

【メインイベント　KWAタッグ選手権試合時間無制限一本勝負】
《王者》〔ANARU IN THE K.U〕 ○　シマ・ビシャス若林源三	19分42秒フロッグスプラッシュ→片エビ固め	《挑戦者》〔新若葉三銃士〕ベノワ　× ネクラブッチャー白石
＊ANARU IN THE K.Uが初防衛に成功
詳細　タッグ王者としてノンタイトル戦も含め無敗を誇るANARU IN THE K.Uに、新若葉三銃士のベノワ・ネクラブッチャー白石が挑戦することとなったメインイベント。直前のセミファイナルを終え、一度控室に下がろうとする若林を三銃士の2人が強襲。休む間も与えず試合を決めにかかるが、そこへシマ・ビシャスが登場。何とか3カウントは防ぎ若林と交代したものの、2対1の構図は挽回できず序盤は三銃士のペースに。　その後も数的有利を活かし攻め立てる三銃士だったが、隙を突かれダウンしてしまう。これをチャンスと見たシマ・ビシャスは若林をなんとキャンバスの中に隠し、休憩を取らせる作戦に出る。しかし三銃士に逆転を許し結局全員キャンバスの中へ。狭い空間での戦いの内にシマ・ビシャスは若林を見失い、コーナーに登って呼び掛けるも白石に見つかりデッドリードライブを食らう。ベノワもキャンバスから這い出し、2人は若林を発見。相変わらずの数的有利を盾に攻めるが、アナルも王者の意地を発揮。　終盤はお互いの技と根性の乱打戦となるも、最後はビシャスがフロッグスプラッシュ。ベノワを沈め王座を守り抜いた。

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