2006年度試合結果
■冬法文決戦■
2006.12.14(木) 12:00
『悠久の庭』特設リング
【第0試合 15分一本勝負】
○ ベノワ
3分35秒
ベノワボトム→片エビ固め
ワッショイ市山 ×
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静かな立ち上がりを見せると思われたが、試合はベノワの乱暴な蹴りをきっかけに動き出す。 市山がわずかでも反発の態度を見せれば、ベノワがチョークで抑えつける。 小汚いベノワの攻めの前に、反撃の糸口を掴めない市山だった。 しかし気合に任せたチョップ連発を皮切りに、市山がゆっくり流れを見出し始める。 不意を突いた丸め込みで先手を打ち、得意技のDDTを成功させる。 新必殺技のツイストオブフェイトまでをも決め、誰もがまさかの逆転を期待する所にまで至った。 しかしフィニッシュに選んだワッショイプレスをキャッチされたのが裏目に出、ベノワの高角度ベノワボトムが炸裂。 そのまま3カウントが入り、軍配はベノワに上がった。
【オープニングマッチ 45分一本勝負】
○ 成田こまち
12分21秒
レフェリーへの暴行による反則負け
極道邪神 ×
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成田こまちのラストマッチ。 対するは卑劣な手を使う極道邪神。 ダッシュで入場してきた邪神はいきなりの奇襲攻撃。 成田をボコボコにすると、突如現れた黒いスーツのチンピラも参戦。 場外戦に持ち込み、鎖を使って成田を吊し上げ首を絞める。
リング内に戻り、更に攻撃を仕掛ける2人に成田は会心のトラースキックを放ち、そのまま2人の首を捕えW不知火をお見舞い。 邪神にムーンサルトプレスを決めレフェリーが3カウントを取ろうとしたその時、チンピラがレフェリーの足を引っ張り妨害。 更に邪神はこまちを鎖を巻いた板の上に投げ捨て痛めつける。 レフェリーは必死にゴングを要請。 邪神の反則負けによりこまちが勝利を収めた。
【メインイベント KWAタッグ選手権試合 時間無制限一本勝負】
〔ANARU IN THE K.U〕
○ シマ・ビシャス
若林源三
16分40秒
ウラカンラナ
HIKARU
ジャンボ鶴橋 ×
*ANARU IN THE K.Uが2度目の防衛に成功
王座返上へ
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挑戦者組はジャンボの力技、アナルは源三の技術を主体に攻め、試合は絵に描いたような鍔迫り合いに。 しかしジャンボがイスを持ち出したのをきっかけに、“キラーHIKARU”が顔を覗かせる。 源三にイスでのゼロ戦キック、シマにはイスが壊れるほどの力で頭を殴打、結果シマの額からただならぬ量の流血。 ここぞとばかりにジャンボが早くも切り札のジャン鶴ボムで決めにかかるも、なんとか源三がギリギリでカット。 蘇生した源三が立ち上がれないシマの代わりに孤軍奮闘するが、逆にジャンボが源三を卓上パワーボムという、王者組には手痛過ぎる流れに。 半失神の源三を尻目に、リング上のシマにHIKARUが大技を連発、さらに連携の裏マシューと怒涛の攻め。 しかしカウントは2.9の連続。 ジャンボも目の色を変え、ざっくり割れたシマの額を拳でえぐり、噛みつき、掻き毟り、リング上では凄惨な光景が繰り広げられる。
ジャンボが渾身のラリアートで決めにかかるが、なんとここでシマがカウンターの急角度バックドロップ。 さらに源三がコーナーからのフロッグスプラッシュを炸裂させる。 すかさずシマがカバーするが、惜しくもカウントは2。 悠久の庭にため息がこだまする中、ジャンボのショートレンジラリアートによりシマがリングに沈む。獲物を狙う目のジャンボがとどめの豪腕ラリアートを狙うが、源三がその身を盾にしてシマをガード。 邪魔をする源三を強引になぎ倒すジャンボだったが、満身創痍のシマが一瞬の閃きからウラカン・ラナで丸め込み、これにより大逆転の3カウントをその手に掴んだのだった。
マイクを握ったシマは自身の卒業とかけ、タッグベルトからの卒業(返上)を宣言。
大アナルコールの中、惜しまれつつもリングを去ったのであった…
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