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2006年度試合結果


■学園祭ツアーシリーズ2006　姫路獨協大学決戦■ 2006.10.21（土）　　14:00 姫路獨協大学　中央ステージ前特設リング
【オープニングマッチ　15分一本勝負】
○　ドクトル・エネキス	12分04秒ゴリースペシャルボム→エビ固め	ワッショイ市山　×
詳細　ワッショイ市山側のコーナーに芸者ガールが佇む中、試合はゆっくりとした立ち上がりを見せた。基本的には7年目の来日となるエネキスの高い技術が試合を支配するが、ワッショイの拙くも体ごと突っ込んでいく戦い方が、試合に均衡をもたらしている。しかし次第にワッショイの戦い方がなりふり構わぬものへと変わっていき、チョークや太鼓のバチで汚く攻めるなど、エネキスを追い詰め始めた。技術で勝るエネキスが何度か流れを掴みかけるが、空中元彌チョップなどの持ち技で攻勢は明け渡さず、試合は比較的ワッショイ優勢を保つ。　ところが、芸者ガールの白粉による目潰し攻撃が誤ってワッショイに炸裂したのが決定打となった。直後にエネキスが仕掛けた大技のゴリースペシャルボムをかわしきれず、ワッショイがマットに沈みカウントが3つ入る。結局、芸者ガールが取った唯一の行動がワッショイを陥れる形になってしまった。

【第2試合　ファーストヌードマッチ 30分一本勝負】
○　若林源三	7分34秒ヘルス嬢登場による脱衣	ネクラブッチャー白石　×
詳細　ネクラブッチャー白石にとってデビュー戦と同じ対戦相手となったこの試合は『ファーストヌードマッチ』と銘打たれ、先に下着姿になった方の負けという特殊ルールで行われた。試合前のコールの時点で白石は自ら上着を脱いでしまい若林有利で始まったが、中盤のチョップ合戦でラティーノヒートした若林も自らシャツを脱ぎ捨て状況はイーブンに。　その後白石が優勢になったと見ると若林は場外へ逃げ、実況席にあった携帯を手に電話をかける。追って来た白石に捕まりリング内へ戻され追い詰められた若林だが、ここで先程の電話を受けたデリヘル嬢が登場。甘いワナに即座に引っ掛かった白石が醜いブリーフ姿を晒して試合は終了し、デリヘル嬢を抱えながら帰る若林とそれをブリーフ姿で追い掛ける白石、というお寒い画面が残っただけであった。

【セミファイナル　45分一本勝負】
〔B.V.D〕 ×　死魔 “ｋｕｒａｔａｒ”ＹＡＳＳＨＩ	16分04秒 F5→片エビ固め	〔ジュラシックパワーズ〕ツルット・ノートンヘラクレス・ホンダナンデス　○
詳細　姫路獨協大学の学園祭を荒らしにきた悪の軍団“B.V.D”（Bad Violence Destroy）。それを阻止すべくわざわざアメリカから来日した“ジュラシック・パワーズ”。セミファイナルは、B.V.Dの奇襲から試合が開始された。試合開始直後、いきなりB.V.Dはトラックでリングを壊そうとする。それに気づいたジュラシック・パワーズはパワーでトラックに対抗しリング破壊をなんとか阻止。そのまま場外での攻防へと縺れ込んだ。　その後もジャイアントスイングとバックブリーカーの協演など、そのパワーを存分に見せ付けるジュラシックパワーズ。最後はサンドイッチラリアットからのF5で死魔から3カウントを奪い、これにより姫路獨協の学園祭は試合後も平穏無事に行われた。

【メインイベント　60分一本勝負】
○　ジャンボ鶴橋	20分14秒ジャンボム→エビ固め	べノワ　×
詳細　この度初対決となる2人の二回生。もう一人の二回生がレフリーを務める中、緊迫した試合が始まった。握手からクリーンに開始するかと思いきや、待っていたのは清水の騙し討ち丸め込み。序盤のグラウンドも両者攻勢を譲ろうとはせず、両者がこの試合に懸ける勝利への想いが窺える。　バランスのとれた戦い方を見せる清水に対し、ベノワは場外乱闘などラフな戦法が主体。ベノワが強引に攻め込めば清水が意地を以て飛び技を返す。試合の行方は進むにつれてわからなくなっていく。ベノワの必殺ベノワボトムを清水が返した辺りから試合は加速し始める。一連の得意技にイナズマレッグラリアートを絡め、清水が徐々に勢いを得始めた。しかしベノワも清水の必殺マッスルボマーを返し、敗北だけは頑なに拒む。清水攻勢の中、強引な2発目のベノワボトムで流れを止め、ダイビングヘッドバットでピンフォールへ。しかしこれも清水が返し、両者満身創痍の中で試合は終盤に移っていく。　勝利へ手を伸ばすチョップ合戦、清水の高角度エクスプロイダー、決して3カウントを叩かせまいとするベノワの執念。リング上では、二回生同士の鎬を削る戦いが展開された。しかし最後は、ふらつく足取りで清水がコーナーに這い上がり、最上段からのロケットキックがベノワに炸裂。学園祭を前にした同回生対決は、辛くも清水が勝利をもぎ取る形で幕を閉じた。