2006年度試合結果
■新人デビュー戦■
2006.6.20(木) 12:10
工事現場裏特設リング
【オープニングマッチ 15分一本勝負】
成田こまち
× マグニチュード本田
11分19秒
ベノワボトム→エビ固め
〔The BeSt〕
ベノワ ○
マッハ清水
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この日デビューを果たしたマグニチュード本田はなんと甲南大学出身。 迎え討つは、清水とベノワの新鋭の2回生タッグ『The BeSt』。
体格では本田が勝っているのだが、そこは小賢しいベノワが清水と二人がかりの攻めで本田を鎮圧。 1対2で不利の本田だったが、力で強引に押し退けてなんとかこまちと交代!…が、こまちは早く就活に行きたいので技3つ魅せてとっとと交代!(20秒)
ただ、こまちの速攻で相手二人が弱り本田はチャンス。 難敵清水を痛烈な串刺しドロップキックで退け、軽ぅいベノワを広角度ボディスラムにとらえることに成功! そこで粘るベノワに焦ったか本田は気合に満ちたチョップでたたみかける。 しかし気合で上回生を上回ることは叶わず、押し負けた末にベノワボトムを受けてマットに沈む形に。甲南から足を運んでのデビュー戦は極めて苦い結果となった。
【セミファイナル 30分一本勝負】
○ HIKARU
9分59秒
ボストンクラブ
ウヘイヨ=ズマイ ×
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これねぇリングの上、40度超えてますよ…
そんな炎天下の中でのウヘイヨ=ズマイのデビュー戦。 序盤ズマイはHIKARUの攻撃をあっけらかんとかわし、あざ笑って挑発する。 ズマイの強烈なアフリカンストンピングにダウンさせられてしまうHIKARU。 ここでなんと視力8.0のズマイは場外の林の中に生肉を見つけ、それに夢中になってしゃぶりつく。 チャンス!!とスキを見つけたHIKARUはすかさず「WRYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY」と打撃でズマイを追い詰め、ゼロ戦キック、フラッシングエルボーと、チョコラータもビックリの怒涛のラッシュ!
「勝ったッ!セミファイナル完!」…が、そのとき、ズマイが隠し持っていたヘビがHIKARUに襲い掛かった。 流れを掴んだズマイはヒップアタック、ズマイ・ネックブリーカーの連続攻撃でHIKARUを追い詰める。 しかしここでズマイを捕まえようとするFBIが乱入。 ズマイは不法滞在者であったのだ。 ズマイはFBIを迎撃したが、そこでHIKARUのシャイニングウィザード、逆エビ固めをくらい、「イタイ!」と流暢な日本語でギブアップ。 強制送還されたのだった。
ズマイがもう一度リングにあがる日は…もうないであろう。
【メインイベント 60分一本勝負】
〔ANARU IN THE K.U〕
○ シマ・ビシャス
若林源三
15分28秒
バックドロップホールド
ジャンボ鶴橋
ワッショイ市山 ×
詳細
まず祭好きのワッショイ市山と釈由美子似の彼女が出来た若林源三が先発。 最初はチョップ、ショルダータックルで岸和田だんじり祭の様に豪快に攻める市山に胸を貸していた源三だが、瞬間湯沸かし器の如く切れてしまい市山に対して打撃の雨あられ。 すかさずビシャスにタッチ。 ここからアナル特有の連係攻撃で市山をカウント2.9まで追い詰める。
しかし5分以上捕まっていた市山が、ビシャスとタッチした源三に起死回生のドロップキック、ビシャスに延髄蹴りから必死の形相で鶴橋にタッチ。 ブレーキの壊れたダンプの様に2人を蹴散らし場外戦に。
場外戦になると突如、追っかけっこが発生!! ビシャス←鶴橋←源三←市山の順でリング内外を徘徊し、挙げ句にシャッターを駆け上がり工事現場の中へ。 さらに4人が出てくると背後から工事現場のオヤジがカマをもって怒りの追尾!! 最後尾の市山が頭にカマを受け流血。 その市山をビシャスが直ぐにリングの中に入れ攻勢にでる。 市山もボディースラム、ワッショイプレスで攻めたてるが、最後はスタナーから間髪入れずのバックドロップホールドで3カウントを聞いた。
試合後、ビシャスは全ベルトを腰にまく事を宣言!! それを鼻で笑う鶴橋はジュニアチャンピオンの成田こまちとの再戦を熱望。
リング上が混沌とする中、瀕死の市山がマイクで締め、前期最後の興行を終えた。
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