2006年度試合結果
■'06卒業式プロレス■
2007.3.20(火) 13:30
関大コロシアム
【オープニングマッチ 15分一本勝負】
○ エネルギッシュ齋藤
8分11秒
回転スシ固め
ワッショイ市山 ×
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13年間通い続けた千里山で最後の試合となったエネルギッシュ齋藤と、ワッショイ市山の対決。 6年のキャリアがある齋藤に市山の技は通用せず、場外戦では齋藤のフルスイングビンタに市山は半泣き状態。 市山も負けずにジャックナイフで丸め込みにいったが、最後はスシローで習得した回転スシ固めでカウント3となった。
【セミファイナル 30分一本勝負】
× エネルギッシュ齋藤
13分09秒
首が吹っ飛ぶラリアット→エビ固め
マグニチュード本田 ○
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ダブルヘッダーですでにバテバテの齋藤。 試合開始直後場外に出て体力回復を図るがさすが7回生。 すぐにリングインして試合を再開する。
パワーの本田に対し、齋藤は7年間で培ったテクニックを生かし試合をリードしていく。 しかし時間が経つごとに、この日2試合目の齋藤は疲れの色が目立ってくる。 それを待っていたかのように本田が攻め立て、フォール合戦の後初披露となるザ☆オリジナルが火を噴いた。 グロッキー状態の齋藤に容赦なく本田が襲い掛かるが、齋藤も意地を見せる。 本田がラリアットにいったところを雁之助クラッチで切り返す。 ジョン・ウー、みちのくドライバーU、そして3年ぶり解禁のダイビングサイトーンを決めるがカウント2.9。 しかし仕上げにかかろうと走りこんだところに本田のカウンターラリアット。 これをカウント1で返した齋藤だったが、次の首が吹っ飛ぶラリアットは返すことができず3カウントの音を聞くこととなった。
【メインイベント 60分一本勝負】
× 成田こまち
23分13秒
マッドスプラッシュ→エビ固め
ベノワ ○
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成田こまち、名実ともに現役最後の試合。
静かな立ち上がり、乱暴な場外戦、静動激しく立ち替わる試合の中に、両者の複雑な思いが伺える。 しかし、二度とない試合を前にいきり立つベノワの猛攻は、まさしく鬼気迫るものだった。 4年のレスラー人生で培われた技の数々を繰り出すこまち、2回生ながら必死で食い下がるベノワ。 二度とない試合を前に、両者の想いはひたすらぶつかり合うばかりだった。 リングの縁からこまちを断崖式アングルスラムで叩き落とすなど容赦ないベノワ。 しかしこまちも屈しない。 惜しみないこまちコールの中、飛び交う不知火、キャプチュード、掟破りのこまちボトム、こまちドライバー…そして成田こまちの代名詞ムーンサルト。こまち最後の試合を前に、巻き起こる拍手と歓声。 しかし、辛くも辛くも耐えきったベノワの、計2発目のベノワボトムが炸裂。 ついにはそこに続くマッドスプラッシュで、ベノワが死闘に3カウントを響かせた。
試合後のリングは、満場の拍手と歓声に包まれた。 成田こまちの最後の背中は、集まってくれたお客さん、そして全ての現役KWAレスラー達に、笑顔と感動をもたらしたことだろう。
2006年度卒業生
エネルギッシュ齋藤
シマ・ビシャス
成田こまち
南海ナンシー
卒業おめでとう!
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